頼久寺は、足利尊氏が諸国に建立させた安国寺の一つと言われ、庭園は国指定の名勝となっています。 庭園は備中国奉行として当地に赴任していた小堀遠州が築いた枯山水で、遠州庭園の原点が見える庭として注目されています。 江戸初期の完成で、桃山後期の特徴が表れており、そのままの姿で保存されているのも貴重です。
天守が残る日本で唯一の山城。秋から冬にかけて、気象条件が合えば、雲海に包まれる「天空の山城」の姿を見ることができます。土日祝日および混雑時には、5合目の城見橋公園駐車場から8合目のふいご峠まではシャトルバス(往復300円)をご利用ください。ふいご峠から天守までは徒歩20分。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観伝統一された、見事な町並み。豪商が財にあかせて建てた豪邸は、全国各地に見ることができますが、吹屋の特異な点は、個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという当時としては驚くべき先進的な思想にあります。