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おでかけスポット
春風館・復古館
シュンプウカン フッコカン
エリア
広島県
住所
広島県竹原市本町3-7-24
その他情報
「春風館」
頼山陽の叔父で頼春風の邸宅。武家屋敷風の長屋門と門構えをもつ建物でドマを持っています。頼春風(1753~1825)は医学と儒学を大阪で学び、安永2年(1773)故郷に戻り医業を開業しました。安永末年(1780)には塩田経営に乗り出し、天明元年(1781)には春風館を建築。紺屋は叔父伝五郎にゆずりました。建物の奥には祠堂の茶室を持ち内装は奇屋風の意匠に統一されています。また、安政元年(1854)に焼失し、安政2年(1855)再建され現在、国の重要文化財に指定されています。
「復古館」
春風館の西側に隣接して建てられている木造切妻造二階建、本瓦葺の数奇屋建築。頼春風の養子であった小園が安政6年(1859)に三男の三郎を分家、独立させたのが復古館の始まりです。製塩業と酒造業を営み敷地内には臼場・米蔵・室蔵・新座敷(旧光本家住宅)が配されています。明治16年の建築で、入母屋造二階建、店の間には「ぶちょう」(あげ戸)がそのまま残っています。
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